受給事例CASE ABOUT
会議中に、激しいめまいと脱力感等にてテ-ブルにうつぶせになり、体が動かなくなった。数名に抱きかかえながら、救急搬送される。CT撮影等の結果、小脳に出血が見られ、そのまま入院となる。CT、MRI検査等を実施するが手術は行わなかった。
退院後、1ヶ月間在宅療養をすることになる。在宅においては、めまいやふらつき、呂律が回りにくい、立ちくらみ等の症状が常時あった。この様な症状が消えること無く続いていたので、自分に対しての違和感や劣等感やイライラを強く感じる様になる。
食欲も無く、注意・集中力に欠け、やる気が起こらない。怒りっぽくなる自分。以前の自分と比較してできなくなった事の多さに落ち込んでしまう毎日が続き、うつ等の治療を始める。職場では、行動力・判断力・理解力・記憶力等全般に低下しているとの判断で、配置換えされる。めまい・ふらつき・呂律が回らない症状は相変わらず続き、文字を書いたり喋ったりすることに、非常に抵抗を感じる毎日が続く。その後、現職を退職し療養に専念する。
疾病名 高次脳機能障害
年金請求方法 事後重症請求
年金の種類 障害厚生年金
受給等級 障害厚生年金2級
障害者手帳 精神障害2級
年齢 60代
職業 無職
ご訪問させて頂きましたが、ご本人様より経過をヒアリングさせて頂きました。
病歴や症状の経過を聞かせて頂き、ご本人様との相談の結果、高次機能障害で障害年金を申請するようにいたしました。また事後重症請求の手続きを開始しました。
初診証明を取り寄せて、現在の診断書を医師に書いていただきました。
就労状況申立書には現在までの病状の経過、症状等、自発的に日常生活を送れない状態であることを詳細に記載する。
障害厚生年金3級を受給することができ、年金額約70万円を受給できました。