受給事例CASE ABOUT
(相談内容)
職場でのストレスで精神的に疲弊するようになる。疲労・気力低下・動悸・不安感・頭痛などが出現し精神的にも限界になる。近医の内科を受診するに至る。診断結果はうつ病と更年期障害と診断されうつ病の薬を処方される。精神科専門の病院を受診したく思い、転院する。診断の結果、双極性障害と診断される。うつ症状が一層悪化し、食事も作れない、食欲もない状態で、総菜や弁当ばかりで、外出もしたくないなどの症状が強く出現し、休職するに至るようになる。その後、精神科と内臓検査等も含めて総合的に診察してもらえる大学病院へ転院する。診断の結果は、ADHD・双極性障害と診断される。申請時の日常生活の状況は、食事は食欲もなく、栄養のバランスなども考えることもできず、総菜や弁当が多く家族にいつも援助を受けています。他人とのコミュニケ-ションや意思伝達が特に難しい状態です
社会性においても、大量のメモをもっての行動が必要で、著しく話が飛躍し、会話の要領を得ず、話全体がまとまらない傾向にあるため、家族や他人の多くの支援が必要な状態です。多弁、不注意など躁状態から抑うつ気分を繰返しています。
このような状況の為に当事務所にご相談のご連絡をいただきました。
疾病名 ADHD・双極性障害
年金請求方法 事後重症請求
年金の種類 障害基礎年金
受給等級 障害基礎年金3級
障害者手帳 なし
年齢 40代
性別 女性
職業 休職中
就労の状況 ADHD・双極性障害のために労務できない状態
(当事務所の支援内容)
ご本人様と面談させていただきました。初回面談で、日常生活の状態を聞かせて頂き、ご本人も家族さまに障害年金制度の事をご説明する。
ご本人様とご家族様と相談の結果、障害年金の事後重症申請手続きを開始することと致しました。著しく話が飛躍し、会話の要領を得ず、話全体がまとまらない傾向にあるため、少しずつ丁寧に手続きを進めていきました。
人間関係が上手くいかず、日常生活の基本ができない状態であることをしっかり記載することとしました。日常生活の状況など数回にわたり面談させていただき、就労状況等申立書に詳しく記載することと致しました。
(結果)
障害基礎年金3級を受給することがで、年金額約58.5万円の受給決定することができました。初めて面談させていただいた時から約1年余りの長いお付き合いでありましたが、なんとか障害年金を受給できた事例です。