受給事例CASE ABOUT
職場での同僚との意見の違いや仕事への責任感やプレッシャ-から不眠症状や食欲不振、体の異変を感じて、以前から通院しているかかりつけ医を受診する。診断では、体は悪い箇所はなく、うつ状態であると告げられ、安定剤や眠剤を処方される。心療内科や精神科を勧められたが、症状がなくなる時もあり転院をせず薬を飲んで様子をみていました。
その後、強い倦怠感を感じるようになっていましたが、仕事を休むこともできず、なんとか通勤していました。ある日から、下痢や全身の倦怠感、全身の震え、立ち眩み症状が出現し、
心療内科を受診する。診断名は双極性障害と告げられ、即仕事を休職し、1か月~2ヵ月程度の入院を勧められる。
病状は一進一退を繰り返していましたが、ほとんど自宅に引きこもる状態になり、自傷行為も頻繁に発生し、希死念慮が強くなる。
このような状態が継続していました。経済的にもしんどくなり始め、生活に対する支援金などはないかどうかをご家族様が探されていたところ、ご家族様が障害年金制度の事を知り、当事務所にご相談のご連絡をいただきました。
疾病名 双極性障害
年金請求方法 事後重症請求
年金の種類 障害厚生金
受給等級 障害厚生2級
障害者手帳 なし
年齢 40代
性別 男性
職業 無職
就労の状況 双極性障害のために一般就労することができない状態
ご本人様と面談させていただきました。初回面談で、日常生活の状態を聞かせて頂くと、かなり重度な状態であり、とても就労ができるような状態ではなく、ほとんど自宅から外出することなく、受診時においても、家族さんが病院まで送迎を行い、診察室まで同行されておりましたので、ご家族様には日常生活の詳しい状態を、できるだけ主治医に多く伝える事をお勧めする。
就労状況申立書には現在までの病状の経過や、食事作りもできず、外出時はご家族様の同行が必要な状態である事、ほとんどの時間を1日中横になっていることが多く、自傷行為を頻繁に行っており、希死念慮が強く、日常生活の基本ができない状態であり、自発的に何も考えられず、ご家族様の多くの支援が必要である事等、日常生活の状況など数回にわたり面談させていただき、就労状況等申立書に詳しく記載することと致しました。
障害厚生年金2級を受給することがで、年金額約181万円の受給決定することができました。