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Kishiwada / Senshu Disability
Pension Advice Office

岸和田・泉州障害年金相談事務所

運営:上田社会保険労務士事務所

   
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受給事例CASE ABOUT

大腸がんと診断され、障害基礎年金2級を受給ができた事例

(相談内容)

市民検診にて、大腸癌検査を2回受ける。数値の異常の連絡が入る。

その後、手術後、2週間に1回抗がん剤治療を開始する。抗がん剤の副作用がひどく、吐き気、嘔吐、食欲不振。便秘、下痢、しびれ、味覚異常、等、ほとんど家で寝ています。特に足のしびれはひどく、歩くのが痛いです。下痢はひどいときには1日、10回以上トイレに行きます。

日常生活の状況は、一人での外出はほとんどしません。常に足がしびれており、外出が必要な場合は、家族に私の送迎を行ってもらっています。食事は自分で用意することはしんどいので、家族が総菜などを買ってきてくれますが、お腹の調子で食べたい時に食べれるだけ少しずつ食べています。自分の部屋の片付けや清掃も父親に行ってもらっています。家族や近所の親戚に身の回りの多くの助けを受けています。しんどい時は家内にて1日中で横になっています。調子の良いときであっても1日の多くは横になっていることが多いです。最近では腰痛も出現し、日常生活を送るには家族や周りの全面的な支援が必要です。

知人より障害年金の申請を勧められて、癌で障害年金を申請できることを初めて知り、当事務所へご相談頂きました。

疾病名    大腸がん

年金請求方法 遡及請求

年金の種類  障害基礎年金

受給等級   障害基礎年金2級

年齢     40代

職業     無職

就労の状況  一般就労することができない状態


(当事務所の支援内容)

ご本人は状態が悪くご訪問させていただき、面談し発病当時から現在までの経過を詳しくヒアリングさせていただきました。

発病から申請時までの闘病生活の経過をお聞きさせて頂き、事後重症請求の手続きを開始しました。

受診状況等証明書を取り寄せ、診断書には主治医が初診から現在までの手術歴や治療歴を詳しく記載してくれました。また、自覚症状や労働能力等も詳しく詳細に書いていただくことができました。申立書には身の回りのことも自分で行うことがしんどく、体の痛みや強い倦怠感等の症状があることをしっかり記載し、日常生活を送るうえでも、家族さんの多くの支援が必要な状態が続いている状況を、数回にわたり面談させていただき、就労状況等申立書に詳しく記載することと致しました。



(結果)

障害基礎年金2級を受給することがで、年金額約78万円の受給決定ができました。癌でも障害年金を申請する事をご存じなかったので、受給が決定したことでご本人やご家族様に大変喜んでいただけました。