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Kishiwada / Senshu Disability
Pension Advice Office

岸和田・泉州障害年金相談事務所

運営:上田社会保険労務士事務所

   
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受給事例CASE ABOUT

脳梗塞が原因で高次脳機能障害を発症し障害基礎年金2級の受給決定ができた事例

(相談内容)

突然、話しにくいと言い出し、右足と右腕のだるさの症状が出るようになる。その後、話すこともできなくなり、立ち上がることもできなくなり、うずくまるようになった。検査の結果CTにて脳の異常を確認されされる。

開頭血腫除去手術を施行される。手術後は失語症や右片麻痺、右半身知覚障害や知能障害、知能障害、記憶障害が残ることになる。術後はリハビリを行い、その後月1回程度経過観察にて受診する。術後、日常生活の状態は、何事においても記憶力や認知能力が悪く、まわりについて行けなかった。また、右半身の麻痺が残っていたため、入浴や食事・着替えなど片手でうまくできない事は、介助が必要な状態であった為に、常に誰かが常に付き添っていないといけない状態であった。

リハビリ期間を終了し、軽作業の仕事に就くが、仕事は周りの理解と支援でなんとかこなしていましたが、日常生活では、放っておくと、食事は主に総菜や弁当ばかり食べ、栄養のバランスやなどは考えられません。一人で居るといつも同じ物ばかり食べたり、食事内容が極端に貧しくなったり、不規則になったり、常に家族の管理や支援が必要でした。金銭管理は自分でできません。お小遣いを渡しています。計画的な買い物もできません。また、日用品の買い物も、右半身の障害があるので長距離を歩くことができないので、母親の付き添いが必要です。

認知能力や記憶能力、学習能力は変わりません。今言ったことやした事をすぐに忘れることが多いです。話した内容や出来事が数日経つと思い出せません。自分の言いたいことを言葉にする事が難しく、すぐに言葉が出てきません。相手の話の内容が理解できない事も多々あります。公共の手続や銀行での金銭の出仕入れも一人でできません。日常生活を送る上で、家族や周りの人の多くの支援が無ければ成り立たないような状態です。

疾病名    高次脳機能障害

年金請求方法 事後重症請求

年金の種類  障害基礎年金

受給等級   障害基礎年金2級

障害者手帳  身体障害者手帳 右上肢機能障害4級 右下肢機能障害7級

年齢     30代

職業     契約社員

就労の状況  1か月約17日程度出勤


(当事務所の支援内容)

ご訪問させて頂きましたが、ご家族様より経過をヒアリングさせて頂きました。

病歴や症状の経過を聞かせて頂き、ご家族様との相談の結果、肢体障害で障害年金を申請するよりも、高次機能障害で障害年金を申請するようにいたしました。また事後重症請求の手続きを開始しました。

初診証明を取り寄せて、現在の診断書を医師に書いていただきました。

就労状況申立書には現在までの病状の経過や、現在ご家族様の多くの支援が必要な状態であることや、仕事についていますが、単純作業をさせてもらっており、どのような作業をしているのか詳細に記載するとともに、周りの方々からどのような支援を受けているかを詳細に具体的に記載したしました。

周りの多くの配慮と理解があって仕事ができている状態であること等を詳細に記載いたしました。


(結果)

障害基礎年金2級を受給することができ、年金額約78万円を受給できました。