受給事例CASE ABOUT
平成12年頃より、全身の倦怠感が出現し体重が減少を始める。喉が渇き、トイレの回数が多くなり、常時水分補給をしないといけない症状が出現した。
上記の症状にて、病院を受診すると検査の結果Ⅰ型糖尿病と診断される。
体の状態は、食事前には必ずインスリンを投与し、低血糖のリスクが常に有り、ブドウ糖を常に携帯をしています。過去に何度か突然に低血糖を起こしたことがあった。仕事中も何度か低血糖を起こしたことがあり、仕事場に於いては30分程度、夢中になって仕事をしていると低血糖になり汗が止まらず、めまいもあり急遽ブドウ糖を摂取したこともあった。体を使う仕事は制限を受けてできなくなり、事務仕事中心の仕事しかできません。
ご家族様が障害年金制度というものがあることを初めて知り、当事務所にご相談のご連絡をいただきました。
疾病名 Ⅰ型糖尿病
年金請求方法 遡及請求
年金の種類 障害厚生年金
受給等級 障害厚生年金3級
年齢 30代
職業 正社員
就労の状況 週5日勤務
面談させていただき、詳しくヒアリングさせていただきましたが、
日常生活の状況や検査数値、労働の状態、インスリンの使用期間等を聞かせて頂くと、障害年金を十分に受給できる状態であると判断しましたが、初診日が10年以上前でありましたがずっと同じ病院へ通院していましたので、初診日の確定は容易にできました。
(初診日とは障害の原因となった傷病について、初めて医師または歯科医師の診察を受けた日の事です。)
障害認定日頃は、あまり定期的に検査をしておらず、検査数値も障害認定日頃の数値はありませんでしたが、なんとか書類を整えて、認定日請求ができました。
障害厚生年金3級を受給することがで、年金額約60万円の受給決定することができ、過去5年分の遡及一時金約300万円も受給することができました。ご家族様やご本人様はご自身が糖尿病でインスリン治療をおこなっていましたが、まさかご自身が障害年金を受給できるとは思っておらず、信じられないとおっしゃっておられました。まだまだ、障害年金の知名度が低いと改めて認識をいたしました。