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Kishiwada / Senshu Disability
Pension Advice Office

岸和田・泉州障害年金相談事務所

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受給事例CASE ABOUT

軽度知的障害で療育手帳B2級をお持ちの方で、障害基礎年金2級を受給決定できた事例

(相談内容)

未熟児として生まれる。幼稚園の頃から団体行動が苦手で一人で遊んでいる事が多かった。小学校に入ると、数字の学習や漢字を覚えることができず、先生から特別に絵的に覚えるように特別なプリントをもらいました。高学年になると嫌なことがあるとすぐに泣き、担任の先生を困らせた。中学校になると、いじめに会い、口数が減って外出も嫌がるようになり、些細なことに感情的になる。高校入ると、人混みを嫌がる。友達が自分の悪口を言っている幻聴が聞えるようになり泣きながら教室を飛び出すこともあった。この頃死ぬ事をよく考え、自殺しようと試みたものの、怖くて断念する。卒業後、単純作業のアルバイトをするが、要領が悪く周りの同年代から笑われ自身を無くし、働けなくなる。日常生活は電話を聞きながらメモを取れない、電卓が使えない、スト-ブの前に座っていると、服に火がついてしまう、等一人では、日常生活を送ることができず、全面的に家族の支援が必要です。

日常生活を送る上で、多くの家族の支援が必要な状態です。

疾病名    軽度知的障害

年金請求方法 事後重症請求

年金の種類  障害基礎年金

受給等級   障害基礎年金2級

障害者手帳  療育手帳B2

年齢     20代

性別     女性

職業     無職


(当事務所の支援内容)

ご訪問させていただき、ご家族様と面談し発病当時から現在までの経過を詳しくヒアリングさせていただきました。

ご相談をいただいた時は、どこの病院にも通院しておらず、過去にも通院したことがありませんでした。ご相談いただいた時の症状は、不眠・抑うつ気分等の症状が出現していたので、クリニックへの通院をお勧めいたしました。

 知的障害である為、受診状況等証明書を取り寄せる必要がなく(知的障害の方は、初診日は出生時である為に受診状況等証明書を取り寄せる必要は原則ありません。)通院をしたことがないということで、事後重症請求として手続きを開始しました。約3か月程度通院し、病状や過去の経過をしっかり伝えたうえで、診断書作成の依頼を致しました。ご家族様の多くの支援がないと、日常生活は成り立たないような状態であることを、しっかり詳しく書いてもらうことができ、また診断書は知的障害から二次的要因でうつ症状や不眠症状を発症されていることも記載されておりました。就労状況申立書には、現在の日常生活の状況など数回にわたり面談させていただき、就労状況等申立書に詳しく記載することと致しました。


(結果)

障害基礎年金2級を受給することがで、年金額約78万円の受給決定することができました。