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Kishiwada / Senshu Disability
Pension Advice Office

岸和田・泉州障害年金相談事務所

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受給事例CASE ABOUT

軽度知的障害で療育手帳B2をお持ちの方で、障害基礎年金2級を受給決定できた事例

(相談内容)

高校支援学校に入学後、苛立ちから暴力を振るう時も多かった。不安定なときは目を離すことが出来なかったため、支援学校はバス通学であったが、できるだけ家族の車で学校の送迎をしていました。高校卒業後、支援学校の紹介により、工場での荷物運びの仕事に就くようになる。会社では、周りの人の理解により多くの支援を受けて仕事が成り立っています。会社への通勤は家族が毎日送迎をしています。職場でのストレスが溜まると、精神的に不安定になり食べているものをひっくり返したり、投げたりすることがあった。

上記の様な症状が継続していたために、心療内科を受診しました。精神的に不安定になると上記の様な症状が現在もあります。今も、職場では仕事をする上で周りの人の理解が必要で、仕事以外の生活は家族の多くの支援がなければ生活は成り立たない状況です。

日常生活を送る上で、多くの家族の支援が必要な状態です。

疾病名    軽度知的障害

年金請求方法 事後重症請求

年金の種類  障害基礎年金

受給等級   障害基礎年金2級

障害者手帳  療育手帳B2

年齢     20代

職業     一般就労


(当事務所の支援内容)

ご訪問させていただき、ご家族様と面談し幼少期から現在までの経過を詳しくヒアリングさせていただきました。

知的障害である為、受診状況等証明書を取り寄せる必要がなく(知的障害の方は、初診日は出生時である為に受診状況等証明書を取り寄せる必要は原則ありません。)相談の結果、事後重症請求として手続きを開始しました。幼少期から現在までの経緯については、主治医がしっかり把握して頂いているようでありましたが、再度、日常生活の状況をしっかり伝えるようにご家族様に勧め、当事務所にて現在の日常生活の状況と会社での支援を受けている状況や、家族様の支援が不可欠や状態である事等書面にまとめて、診断書と一緒にクリニックへ提出して頂きました。

診断書には、ご家族様や会社の周りの方々の理解と多くの支援がないと、日常生活は成り立たないような状態であることを、しっかり詳しく書いてもらうことができ、就労状況申立書には、現在の日常生活の状況など数回にわたり面談させていただき、就労状況等申立書に詳しく記載することと致しました。


(結果)

障害基礎年金2級を受給することがで、年金額約78万円の受給決定することができました。