受給事例CASE ABOUT
アルバイトをした時期もあったが、人間関係が上手くつくれず仕事は長く続かなかった。引きこもりがちに生活をしていた。ストレスからくる体調不良もあり、物にあたったり喧嘩をしてしまったりする事が多く、極度に怒りが爆発してしまう事も多くなった。睡眠は不安定で、食事の内容や食事時間も家族の助言や支援が必要になる。また、外出中に突然パニック発作が発生し、動けなくなった事もあった。
昼夜逆転の生活が続き、夜中にうなされて叫びながら起きることが繰返された。食欲もなく、入浴も家族に勧められないと入れないことも多かった。うつ状態になると疲れがひどくぐったりとして寝込んでしまう事が多かった。
うつ状態がどんどんひどい状態になり、他人と接すると幻聴が聞えたり、些細な事を過敏に感じたりし、それにより攻撃的になって、人間関係も築くことができなかった。生活面では、食欲もなく睡眠も相変わらず不安定です。人が多い場所へ行くと幻聴が聞えてきたり、動悸が激しくなったり、気分が悪くなるので、公共交通機関は一人では利用できず、必ず家族の付き添いが必要です。注意が欠如しており、道を歩いても人にぶつかるので、付き添いが必要です。通院時も自分で話すことができないため、一人では通院できません。他人とのコミュニケションもなく社会的に孤立している様な状態で、社会性もありません。今後、発達障害がベ-スにあり、労働能力もなく、人間関係が築けず、双極性感情障害もひどくなりつつあり、食事や入浴といった日常生活の基本的な部分も家族の多大かつ、常時介護支援が必要な状態で有り、家族の全面的な支援がなければ成り立たない状況です。
疾病名 双極性障害(既存障害:発達障害)
年金請求方法 事後重症請求
年金の種類 障害基礎年金
受給等級 障害基礎年金2級
障害者手帳 精神障害 3級
年齢 30代
職業 無職
就労の状況 双極性障害・ADHDのために一般就労することができない状態
ご訪問させていただき、ヒアリングをさせて頂きました。
ご家族様は、精神障害で障害年金を貰えることを御存知ないようでしたが、インタ-ネットで精神障害でも申請できることを知り、当事務所へご相談いただきました。
現在の状況の日常生活の状態を詳しくしっかり主治医に伝えるようにお勧めいたしました。また、現在の日常生活の状態を当事務所にて書面に記載し、診断書に添付し、クリニックへ提出してもらいました。
就労状況申立書には、診断書には双極性障害・発達障害と書かれていたので、幼少期から現在までの病状の経過を記載し、現在は一人で外出ができない状態であることと、自発的になにもできない状態であること等、ご家族様の多くの支援や不可欠な状態であることを、数回にわたりヒアリングさせていただき、就労状況等申立書に詳しく記載することと致しました。
障害基礎年金2級を受給することがで、年金額約78万円の受給決定をすることができました。