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Pension Advice Office

岸和田・泉州障害年金相談事務所

運営:上田社会保険労務士事務所

   
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受給事例CASE ABOUT

直腸がんと診断され、障害基礎年金2級を受給決定と過去5年分の遡及一時金を受給できた事例

(相談内容)

胃腸の調子が悪く、内科胃腸科を受診し胃腸炎の診断を受けて薬を処方され暫く様子を見ていた。その後、腹部の激痛で救急搬送される。内視鏡検査を受け、直腸がんと診断され、緊急手術を施行されることになる。手術後、抗がん剤治療が始まる。強い体の倦怠感や食欲不振が続き体重が激減し、筋力の低下が著しく見られるようになる。外出も一人で出れなくなり、家族の付き添いが必要な状態で、手足のしびれや強い体の倦怠感にて、1日の多くの時間を横になっていました。

一時は落ち着きを戻しましたが、その後、右の肺に転移が見つかり肺の切除手術を施行する。

 抗がん剤治療により、強い体の倦怠感は続いていました。

知人より障害年金の申請を勧められて、癌で障害年金を申請できることを初めて知り、当事務所へご相談頂きました。

疾病名    直腸がん

年金請求方法 遡及請求

年金の種類  障害基礎年金

受給等級   障害基礎年金2級

年齢     30代

性別     女性

職業     無職

就労の状況  一般就労することができない状態



(当事務所の支援内容)

ご本人は状態が悪くご訪問させていただき、面談し発病当時から現在までの経過を詳しくヒアリングさせていただきました。

発病から申請時までの闘病生活の経過と初診日から5年程度経過していましたので、遡及請求が可能と判断し、手続きを開始しました。

受診状況等証明書を取り寄せ、障害認定日頃(初診日から1年半経過した日の事です)の診断書と現在の診断書を取り寄せることができました。診断書には主治医が初診から現在までの手術歴や治療歴を詳しく記載してくれました。また、自覚症状や労働能力等も詳しく詳細に書いていただくことができました。申立書には身の回りのことも自分で行うことがしんどく、体の痛みや強い倦怠感や体のむくみ等の症状があることをしっかり記載し、日常生活を送るうえでも、家族さんの多くの支援が必要な状態が5年間ずっと続いている状況を、数回にわたり面談させていただき、就労状況等申立書に詳しく記載することと致しました。



(結果)

障害基礎年金2級を受給することがで、年金額約124万円の受給決定と過去5年分の遡及一時金620万円の受給をすることができました。癌でも障害年金を申請する事をご存じなかったので、受給が決定したことでご本人やご家族様に大変喜んでいただけました。まだまだ障害年金の認知度が低いと改めて知った事例でした。