受給事例CASE ABOUT
職場で問題等が発生した場合など上司に報告や相談をしても聞くだけで、アドバイスもなく、負担と責任が増していった。毎日仕事が忙しく、いらいらし始めて、毎朝仕事に行くことが辛くなり始めていた。外出中に過呼吸になり、救急搬送される。その後、次第に倦怠感や吐き気などの症状が出現してきたため、かかりつけ医を受診し、症状を話すると、不安障害と診断される。体の倦怠感や憂鬱気分があったが、なんとか仕事は続けていました。仕事以外の外出はしない様になった。
体の倦怠感や憂鬱気分・疲労感・吐き気が増大するようになる。会社に出勤することも辛くなり、食欲もどんどん落ちていき、ほとんど眠れなくなった。会社も休みがちになっていましたが、出勤できなくなり、休職するに至る。
このような症状のために、精神科の受診を勧められ受診するに至る。診断の結果うつ病と診断される。食欲もなく常に倦怠感があり、人との会話はほとんどなくなり、不眠症状も引き続きあり、常にふらつき症状があります。何もする気力がなく、金銭管理はできず、日々の買い物など外出は一人で出かける気力もなく、人の多い場所は辛く気分が悪くなるので、買い物に行く必要がある時は、必ず家族の付き添いが必要です。通院日当日は、家族に診察時間を教えてもらっています。薬は飲み忘れがないかいつも家族にチェックしてもらっています。ほとんど家に引きこもり、他人とのコミュニケ-ションもなく、社会性もなく、家族の多くの支援がなければ、日常生活は成り立たないような状況です。
疾病名 うつ病
年金請求方法 事後重症請求
年金の種類 障害基礎生金
受給等級 障害基礎年金3級
障害者手帳 なし
年齢 50代
職業 休職中
病歴経過等を聞かせていただきました。
精神科への通院に抵抗を感じていたので、かかりつけの内科にて精神安定剤の処方を受けておられていました。
初診日の特定から手続きを開始いたしました。かかりつけ医で不安障害と診断されて、精神安定剤を処方された日が初診日になります。かかりつけ医で受診状況等証明書を記載いただき、申請時は精神科への通院をされていましたので、診断書依頼時には、日常生活の状態を詳細に記載した書面を診断書に添付して提出致しました。
就労状況申立書には、かかりつけの内科に受診していた頃の状況や、現在、体の強い倦怠感や自主的に何もする気がない等の症状が出現し、日常生活の基本ができていないことを詳細に記載いたしました。
障害基礎年金2級を受給することができ、年金額約78万円の受給決定ができました。