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Kishiwada / Senshu Disability
Pension Advice Office

岸和田・泉州障害年金相談事務所

運営:上田社会保険労務士事務所

   
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受給事例CASE ABOUT

育児、家事、通院等でうつ病を発症し障害基礎年金2級の受給決定が受給できた事例

(相談内容)

家族の入院、自身の病気が見つかるなど、仕事・育児・家事・病院への送迎など、日々頑張っていたが、動悸息切れめまい、耳鳴りなどの症状で、気力もなくなり、体も動かなくなり、寝込む事になった。

精神安定剤の薬もかかりつけ医でもらう事になる。その後、症状は改善されることがなく、動悸やめまい耳鳴り息苦しさで度々寝込む事が多く、食事作りもできず、買い物も行けなくなる。人目が気になり家からでれなくなった。自身の病状が重くなるにつれ、人目が気になり、正直に自分の症状を伝えることができなくなる。

その後、遠方の精神科を受診する。

現在は経済的な事情等のために、配達業務助手をなんとか無理して続けていますが、仕事内容はドライバ-さんが配達業務のため、車を離れている間駐禁対策のため車の助手席に座っているだけの業務ですが、仕事の前日はいつも憂鬱気分が強くなり、体調もしんどくなります。勤務中は、常に倦怠感や眠気がひどく、配送中でも助手席で眠ってしまうことがあります。

帰宅後は、疲れ果てて倒れ込むような様状態になり、家族の助けを受けています。食事作りもできず家族に任せており、仕事以外の近所の人とのコミュニケ-ションは全く行っておらず、会話する相手は家族か医療関係者がほとんどです。動機や息切れが出現するので、一人で公共の交通機関を利用することはできません。公共の手続きも一人でできず、必ず付き添いが必要な状況です。日常生活を送る上で家族の全面的な支援が必要な状況です。


疾病名    うつ病

年金請求方法 事後重症請求

年金の種類  障害基礎生金

受給等級   障害基礎年金2級

障害者手帳  なし

年齢     50代

職業     無職

就労の状況  一般就労は困難な状況



(当事務所の支援内容)

病歴経過等を聞かせていただきました。

精神科への通院に抵抗をかんじていたので、かかりつけの内科にて精神安定剤の処方を受けておられていました。その後、かかりつけ医が廃業し、通院を中止しておられました。

 初診日の特定から手続きを開始いたしましたが、初診日の病院は廃業しており、受診状況等証明書を取り寄せる事ができませんでした。そのため、お薬手帳を遡って精神安定剤を処方された日を見つけ出し、その日のお薬手帳のコピ-を添付し、初診日の証明と致しました。

申請時は精神科への通院をされていましたので、診断書依頼時には、日常生活の状態を詳細に記載した書面を診断書に添付して提出致しました。

就労状況申立書には、かかりつけの内科に受診していた頃の状況や、現在、体の強い倦怠感や自主的に何もする気がない等の症状が出現し、日常生活の基本ができていないことを詳細に記載いたしました。


(結果)

障害基礎年金2級を受給することができ、年金額約78万円の受給決定ができました。