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Kishiwada / Senshu Disability
Pension Advice Office

岸和田・泉州障害年金相談事務所

運営:上田社会保険労務士事務所

   
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受給事例CASE ABOUT

会社の人間関係が原因で、うつ病を発症し障害厚生年金2級の受給決定と障害厚生年金3級の過去5年分の遡及一時金を受給できた事例

(相談内容)

上司からのパワハラやいじめを受け、不眠や食欲低下、仕事にも意欲がわかなくなり周囲に心療内科の受診を勧められて、クリニックを受診するに至る。診断名はうつ病と診断される。受診後、すぐに休職を勧められ、自宅療養を開始する。うつ病ワ-クプログラムに参加し、ならし勤務を行ったが上手く行かなかった。その後デイケアに参加しするが経済的な事情もあり、仕事へ無理やり復帰する。工場内での作業を行っていたが、他人の視線が辛く、朝礼にも参加できなかった。常に吐き気を感じた。仕事中に座り込んでしまう事も多く、周りの人ともまともに会話ができなかった。

出社を試みるが、体調が悪くそのまま帰宅し、欠勤になることも多かった。帰宅後はいつも疲弊し何もする気力が無く、家族から介助を受けていました。コミュニケ-ションがしんどく、受診時も上手く話せず、本当の自分の状態をわかってもらえていないと感じる事もあった。

退職し、自室にこもり寝込む日々が続く。うつ状態、不眠、意欲減退や他人の視線や外出の恐怖等の症状は変らず、自宅にひきこもり、社会から孤立している様な状態で、郵便局や銀行等へも行けない状態で、家族の多くの支援が無ければ、一人で日常生活を送ることは困難な状態です。


疾病名    うつ病

年金請求方法 認定日請求

年金の種類  障害厚生生金

受給等級   障害厚生年金2級

障害者手帳  精神福祉手帳 2級

年齢     40代

職業     認定日頃は週3日程度就労、申請時は無職

就労の状況  申請時は一般就労困難な状況




(当事務所の支援内容)

ご本人と面談をさせていただき、病歴経過等を聞かせていただきました。

障害認定日(障害認定日とは、初診日から1年6か月経過した日、あるいは1年6か月以内に疾病が治った日、固定化した日)頃のカルテも存在し、診断書を記載して頂けるようであったために、ご本人と相談の結果、認定日請求の手続きをすることと致しました。

就労状況等申立書には、障害認定日頃は、週3日~4日程度就労をされておりましたが、体調が悪い日が多く当日欠勤が頻繁にあったことや仕事中の状況等を詳細に記載し、申請時は無職で就労は全くできない状態であること、体の強い倦怠感や自主的に何もする気がない等の症状が出現し、訪問看護や地域包括支援員の多くの支援が不可欠な状態であることを記載し、自宅でひきこもる状態であることを詳細に記載いたしました。


(結果)

障害厚生年金2級を受給決定することができ、年金額約120万円の受給ができました。また、認定日は障害厚生年金3級の決定を受けましたので、過去5年分の遡及一時金290万円の受給も致しました。