受給事例CASE ABOUT
家族内の問題で悩み、20歳まえにうつ状態が発生した。ショックで食欲がなく、思考が低下、全身倦怠感などの症状が続いていた。
上記の様な症状が続き、改善される見込みもないので、日常生活は昼夜逆の生活になる。何をするのも気力がなく、イライラし、食欲もなく10kg程やせる。一人では外出もできなくなり、買い物もできず、友達や他人とのコミュニケ-ションも取ることができなくなり、二重人格のような症状が現れる。家族の支援がないと一人で生活できないような状態になる。
かなりしんどかったが、アルバイトをしようと頑張ってみたが、他人とのコミュニケ-ションをとることが難しく、仕事中は貧血を起こし、倒れ込んだり、身体の痛みを感じたり、イライラ感や疲労感で、2ヶ月も続かなかった。現在の日常生活の状況は、栄養のバランスなどは考えられず、一人ではいつも同じものばかり食べ、私の管理が必要です。金銭管理もできません。公共の交通機関の利用は人が少ない時のみ利用できます。人とのコミュニケ-ションは非常に難しい状態で、自分の意思を相手に伝えるのが難しいです。自傷行為をすることもある。公共の手続きも一人ではできません。今は家に引きこもっているような状態で、日常生活全般に私の支援が必要です。
家族の全面的な支援を受けています。
疾病名 うつ病
年金請求方法 事後重症請求
年金の種類 障害基礎年金
受給等級 障害基礎年金2級
障害者手帳 なし
年齢 20代
職業 無職
就労の状況 うつ病のために一般就労することができない状態
ご訪問させていただき、ヒアリングをさせて頂きました。
ご本人様やご家族様は、精神障害(うつ病)で障害年金を貰えることを御存知なく、インタ-ネットを検索しているうちに、申請できることを初めて知るような状態でした。
発病から現在までの通院歴の経過をたどっていくと、障害認定日頃に通院していた病院にカルテが残っており、診断書を書いていただけるようでしたので、ご本人様とご家族様と相談の結果、遡及請求の手続きを開始いたしました。
現在の状況の日常生活の状態を詳しくしっかり主治医に伝えるようにお勧めいたしました。
就労状況申立書には現在までの病状の経過や、自発的になにもできない状態であること等、ご家族様の多くの支援や不可欠な状態であることを、数回にわたりご家族様と面談させていただき、就労状況等申立書に詳しく記載することと致しました。
障害基礎年金2級を受給することがで、年金額約78万円の受給決定と約3年の遡及一時金234万円を受給することができました。