受給事例CASE ABOUT
仕事のプレッシャ-や直属の上司との関係が上手くいかず、精神が不安定になる。1週間程度休職するが改善されず、心療内科を受診する。診断名はうつ病と告げられる。その後、2か月間休職し療養期間を経て職場へ復帰する。職場からの配慮を受けて業務量の軽減や配置転換等の配慮を受けたが、就労を続けていくことが困難になり退職する。
病状は一進一退を繰り返していましたが、経済的にも苦しくなり、なんとか仕事に就くが精神的に苦しくなり長続きはせず退職するの繰り返しであった。
このような状態が数年にわたり継続していました。経済的にもしんどくなり始め、生活に対する支援金などはないかどうかを探されていたところ、ご本人様がインタ-ネットでたまたま障害年金制度の事を知り、当事務所にご相談のご連絡をいただきました。
疾病名 うつ病
年金請求方法 事後重症請求
年金の種類 障害厚生金
受給等級 障害厚生2級
年齢 40代
性別 女性
職業 無職
就労の状況 うつ病のために一般就労することができない状態
ご本人様と面談させていただきました。初回面談では障害年金制度とはどのような年金制度であるか、また、2級や3級が受給できた場合の年金額等をご説明させていただき、手続きの流れや報酬金額等も併せてご説明させていただきました。
日常生活の状態を聞かせて頂くと、かなり重度なうつ状態であり、とても就労ができるような状態ではなく、無理やり就労しているような状況でした。
就労状況申立書には現在までの病状の経過や、食事作りもできず、体重が7kg以上も減少し、入浴さえも1週間に2日程度しか行えない状態で、強い体の倦怠感のために1日中横になっていることが多いことや、日常生活の基本ができない状態であり、自発的になにもできない状態であること等、現在の日常生活の状況など数回にわたり面談させていただき、就労状況等申立書に詳しく記載することと致しました。
障害厚生年金2級を受給することがで、年金額約113万円の受給決定することができました。また、113万円の障害厚生年金を受給が決定したことで、一時は生活保護も考えたようではありますが、障害厚生年金で経済的にも少し安心できるようになり、ご本人の社会復帰への焦りや将来に対しての不安が少し解消された様子で、以前のように無理やり就労する必要もなくなり、安心して療養生活を送ることができことにも大変喜んでいただきました。