受給事例CASE ABOUT
(相談内容)
高石市在住の方で、内科にて逆流性食道炎や慢性胃腸炎での診察と薬の処方を受けていた。20才前より、まわりの人よりいじめや嫌がらせを受けるようになる。自分の悪口を言われているように感じるようになる。何をするにも涙が出るようになり、不眠症状、食欲不振、嘔吐症状も出現し、精神的に不安定な状態になったので、内科の主治医から精神科が望ましいと言われ、精神科を紹介される。
診断名はうつ病と診断される。その後3か月程度入院する。日常生活の状況は、自主的に入浴が出来なくなり、不眠や過眠症状があり、不安感やイライラなど自分の感情をコントロ-ルする事が難しくなり、自分の無力感や自分には価値がない等の考えもあり、自殺願望や希死念慮が強く、自殺場所を探したりしています。他人とのコミュニケ-ションはほとんどなく、無気力な状態が続いており、涙が止まらなくなったりします。なんとか就労支援施設に午後のみ通所は出来ていますが、通所以外は家から出ません。幻聴や幻覚の症状も出現しています。社会性もなく、就労支援施設の支援員等の多くの支援が必要で、1人で日常生活を送る上事は困難な状況で、多くの他人の支援がなければ成り立たない様な状況です。
(当事務所の支援内容)
訪問面談にてご本人様と面談させていただきました。初診日より約1年半が経過し、障害認定日が20歳のお誕生日頃であったために、認定日請求をすることと致しました。
現在通院中の病院には、今までの病状の経過や日常生活の状況の伝えるポイントを例示し、主治医にしっかりお伝えするように、ご本人様へお勧めいたしました。
診断書には、20才頃の状況をしっかり記載して頂くことができました。就労状況申立書には、病状の経過や日常生活の基本ができない状態であること、日常生活の状況など数回にわたりご本人様と面談させていただき、就労状況等申立書に詳しく記載しご家族様に了解を頂き、提出致しました。
(結果)
障害基礎年金2級を受給することがで、年金額約78万円の受給することができました。
疾病名 うつ病
年金請求方法 認定日請求(20才)
年金の種類 障害基礎年金
受給等級 障害基礎年金2級
障害者手帳 3級
職業 就労支援施設B型へ通所
就労の状況 一般就労ができない状態