受給事例CASE ABOUT
平成27年頃より、休日出勤や深夜までの残業などで、仕事は多忙を極め、食生活の乱れや寝不足等、生活が不規則になっていた。会社の健康診断で、血糖値の異常を指摘されるが、仕事が多忙を極めて受診する機会がありませんでした。平成29年頃より、次第に体の倦怠感やのどの渇きなどの症状が続くようになり、手足のむくみの症状が出現するようになったがこの時期も仕事の多忙は変わらず、病院を受診する時間がなかなか取れなかった。ようやく受診する事ができました。診断の結果2型糖尿病と診断される。食事療法や投薬治療等を開始する。その後治療を継続するが、腎機能の悪化や体調管理が困難となってきたために、人工透析開始の準備が必要と言われ、シャント手術を施行し、その日から人工透析を開始する。人工透析の回数は、週3回~4回程度。日常生活では、体の倦怠感が常にあります。体力や筋力の低下により、階段の昇降や上り坂での歩行が辛く、休憩しながらでないと歩行が出来ないような状況です。人工透析を受けた日はほとんど横になっており、動くのが辛く家族や周りの介助を受けています。
疾病名 慢性腎不全
年金請求方法 認定日請求
年金の種類 障害厚生年金
受給等級 障害厚生年金2級
年齢 40代
職業 正社員
面談させていただき、詳しくヒアリングさせていただきました。
健康診断で血糖値の異常を指摘されておりましたが、検診では特に薬の処方や処置もされていないために、異常を指摘されてから約2年後の2型糖尿病の治療を開始した日が初診日となります。
初診日の特定もでき、保険料納付要件も確認できました。人工透析をすでに開始しておられたので、認定日請求の手続きを開始致しました。(人工透析の場合は人工透析の療養開始から3か月経過した日が障害認定日になります。)
障害基厚生年金2級を受給することがで、年金額約155万円の受給決定と約2年分の遡及一時金310万円の受給もすることができました。