受給事例CASE ABOUT
(相談内容)
貝塚市在住の方よりご相談いただきました。
自宅にて転倒し頭を強打する。意識がなく話しかけても反応せず、救急搬送され、くも膜下出血で病院へそのまま入院となる。その後、保存的加療後、リハビリ目的で転院し入院する。状態は、記憶力は低下し全く危険予知が出来ず、言動がおかしく、会話は成り立たない様な状態で、些細な事で非常に怒りっぽくなる。歩行訓練を行っていましたが、
ある日、呂律が回らなくなり、ふらつき症状が出現し、歩行できなくなった為に、救急搬送され、左硬膜下出血及び水頭症の緊急手術を施行する。
一時意識不明状態が続く。なんとか意識を取り戻すが、感情をコントロ-ルする事が難しい状態になり、1人では何も判断できない状態になる。
その後、くも膜下出血が再発し水頭症髄膜炎も併発し、再度手術を施行する。翌日から意識不明の状態になる。
記憶力が低下し、何事に関しても無関心で、常にぼ–っとしている事が多く、話の内容は意味不明な事を話しています。全面的な介護が必要で、1人で生活や生きていくことが難しい状態です。
(当事務所の支援内容)
ご訪問させて頂きましたが、ご家族様より経過をヒアリングさせて頂きました。
救急搬送された日が初診日になります。(脳血管障害の場合、障害認定日は6か月経過日以降の症状固定日になります。)障害認定日は症状が固定しているかどうかによって決まりますので、ご家族様より主治医にお聞きして頂いたところ固定状態であったとの回答を受けたので、初診日から6か月経過後の日付にて診断書を記載して頂き、遡及請求の手続きを開始しました。
就労状況申立書には現在までの病状の経過や、日常生活の状態や常時介護が必要である事等を詳しく記載いたしました。
(結果)
障害基礎年金1級を受給することができ、年金額約97.7万円の受給決定と4か月分の遡り一時金約32万円の受給がきました。
疾病名 品質性精神障害
年金請求方法 認定日請求
年金の種類 障害基礎年金
受給等級 障害基礎年金1級
障害者手帳 なし
職業 無職
就労の状況 就労ができない状態