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Kishiwada / Senshu Disability
Pension Advice Office

岸和田・泉州障害年金相談事務所

運営:上田社会保険労務士事務所

   
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受給事例CASE ABOUT

自閉症スペクトラムが原因で障害基礎年金2級の受給決定できた事例

(相談内容)

幼少の頃より、周りとのコミュニケ-ションが苦手で、孤立することが多かった。

上手くコミュニケ-ションを取ることができず、いじめや嫌がらせを受けることが多かった。

医師より休職を勧められ、一時休職するも、その後退職となる。家族との口論となることも多く、多量服薬により道ばたで倒れ通行人に救助され救急搬送される。それ以降も急に自宅にて倒れるようになり、就労ができないような状態になる。その後も、多量服薬、多量飲酒、自傷行為が顕著になり、家族とのトラブルもあった。退院後家族の支援のもと、日常生活をおくるが精神的に不安定な日々が続き、買い物依存症や再三の自傷行為などを繰返し、家からでれない状態になる。その後訪問看護師の支援を受け服薬管理を行ってもらうようになるが、物事に集中できないじっとしていられないなどの症状は不変であった。

経済的な理由でなんとか、週2日~3日のアルバイトに就くが、職場でのコミュニケ-ションがうまくできず、人間関係もうまく築けず、ストレスや疲労感で休日は家から出ることができなかった。就労期間中も仕事のストレスがあると衝動的に大量飲酒や自傷行為や大量服薬行為があった。その後、医師の判断にて休職を勧められ、以後退職となる。現在も感情のコントロ-ルができず、不眠、意欲の減退などの症状が顕著で、日常生活を送る上で訪問看護の支援や家族の全面的な支援がなければ、日常生活は成り立たない状態です。

疾病名    自閉症スペクトラム

年金請求方法 事後重症請求

年金の種類  障害基礎年金

受給等級   障害基礎年金2級

障害者手帳  3級

年齢     20代

職業     無職

就労の状況  一般就労ができない状態


(当事務所の支援内容)

ご本人様が当事務所にお越しになり面談させていただきました。初回面談で、日常生活の状態を聞かせて頂くと、とても一般就労ができるような状態ではないような状態でありました。初診日より15年以上経過していましたが、受診状況等証明書はなんとか取得できました。(初診日とは障害の原因となった傷病について、初めて医師または歯科医師の診療を受けた日の事です)

障害認定日前後の期間は、受診を止めていた時期であり、相談の結果事後重症請求と致しました。

就労状況申立書には、幼少期からの現在までの病状の経過、自閉症(発達障害)が原因でうつ症状等の症状を発症しており、自分で食事作りもできず、入浴さえも家族に勧められてようやく入浴する状態で、1週間に3日程度しか行えない状態です。イライラやモヤモヤがあり、なんとかアルバイトに就くが、人間関係が上手くできず、精神状態が不安定になり自傷行為を頻繁に行っており、日常生活の基本ができない状態であることをしっかり記載することとしました。日常生活の状況など数回にわたり面談させていただき、就労状況等申立書に詳しく記載することと致しました。


(結果)

障害基礎年金2級を受給することがで、年金額約78万円の受給決定することができまし