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Pension Advice Office

岸和田・泉州障害年金相談事務所

運営:上田社会保険労務士事務所

   
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受給事例CASE ABOUT

統合失調症を発病し、障害基礎年金2級の受給決定と約5年の遡及請求一時金を受給できた事例

(相談内容)

大学生の頃より昼夜逆転するようになり、物事に対する集中力がなくなり、人の話が入ってこなくなり、自室に引きこもるようになり、独り言を言うようになる。

妄想が強く、部屋の隅に隠れたりすることもある状態であったため、すぐに入院加療となる。

就労支援施設への通所が始まるが、朝起きれず休むことがしばしばです。

話ができる相手は、主治医か就労支援施設の支援員の人に限られています。食事は母親が食事の管理をしています。整理整頓もできず、入浴も何日もできない事もあります。パニックになったりするので、一人で外出はできません。通院日は母親が必ず付き添います。

この頃も上記の症状が続いており、他人との意思伝達もできず、一人で外出もできず、社会性は全くなく、家族や就労支援施設の支援員の全面的な支援や介護がなければ一人で生活はできない状況です。

疾病名    統合失調症

年金請求方法 遡及請求(5年)

年金の種類  障害基礎年金

受給等級   障害基礎年金2級

年齢     20代

障害者手帳  精神障害2級

職業     就労支援施設B型へ通所

就労の状況  統合失調症のために一般就労することができない状態



(当事務所の支援内容)

ご訪問させていただき、ご本人の状態は非常に悪く、ご本人とは話ができないような状態であったために、家族様より経過を詳しくヒアリングさせていただきました。

初診日の病院は、面談させていただいた時からさかのぼって、5年以上前で、ずっと同じ病院へ通所されており、初診日が特定でき家族様から話を聞かせて頂くと、ご相談の結果、遡及請求が可能と判断し手続きを開始しました。(初診日より現在までずっと同じ病院を受診されている場合、受診状況等証明書は原則必要ありません。)

障害認定日頃の当時の診断書を記載して頂くこともでき、現在の診断書にも状態をしっかり詳しく書いてもらうことができました。また、就労状況申立書には現在までの病状の経過や、ご家族様や就労支援施設の支援員の多くの支援がなければ、基本的な日常生活が送れないことを、就労状況等申立書に詳しく記載することと致しました。


(結果)

障害基礎年金2級を受給することがで、年金額約78万円の受給決定と過去5年分の遡及一時金約390万円を受給することができました。