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Pension Advice Office

岸和田・泉州障害年金相談事務所

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受給事例CASE ABOUT

統合失調症を発病し、障害基礎年金2級の受給決定と約3年の遡及請求一時金を受給できた事例

(相談内容)

自室に引きこもるようになり、独り言を言うようになる。頭の中にいろいろな映像が次々に流れたり、大声で叫んだりするようになってきたので、通院を嫌がる本人を説得して病院を受診するに至る。

妄想が強く、部屋の隅に隠れたりすることもある状態であったため、すぐに入院加療となる。入院期間は2ヶ月程度。退院後も調子が悪くなると、じっと座っていることもできず、家の中を歩き回っていました。家族が落ち着かせる事に大変苦労します。食事は、拒食と過食を繰返し、母親が食事の管理をしています。整理整頓もできず、入浴も何日もできない事もあります。パニックになったりするので、一人で外出はできません。通院日は母親が必ず付き添います。医師との意思伝達も難しい状態であったので、医師との会話は母親が行っていました。もちろん服薬管理もできません。

この頃も上記の症状が続いており、他人との意思伝達もできず、一人で外出もできず、社会性は全くなく、家族や就労支援施設の支援員の全面的な支援や介護がなければ一人で生活はできない状況です。

疾病名    統合失調症

年金請求方法 遡及請求(3年)

年金の種類  障害基礎年金

受給等級   障害基礎年金2級

年齢     20代

性別     男性

職業     就労支援施設B型へ通所

就労の状況  統合失調症のために一般就労することができない状態



(当事務所の支援内容)

ご本人の状態は非常に悪く、ご本人とは話ができないような状態であったために、家族様より経過を詳しくヒアリングさせていただきました。

初診日の病院は、面談させていただいた時からさかのぼって、4年以上前で、初診日が特定でき、家族様から話を聞かせて頂くと、発病時から今現在まで通院している通院歴もしっかり判りました。ご相談の結果、遡及請求が可能と判断し手続きを開始しました。

障害認定日頃に通院していた病院にその当時の診断書を記載して頂くこともでき、現在の診断書にも状態をしっかり詳しく書いてもらうことができました。また、就労状況申立書には現在までの病状の経過や、ご家族様や就労支援施設の支援員の多くの支援がなければ、基本的な日常生活が送れないことを、就労状況等申立書に詳しく記載することと致しました。


(結果)

障害基礎年金2級を受給することがで、年金額約78万円の受給決定と過去3年分の遡及一時金234万円を受給することができました。