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Pension Advice Office

岸和田・泉州障害年金相談事務所

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受給事例CASE ABOUT

20歳前に統合失調症を発病し、障害基礎年金2級の受給決定と約5年の遡及請求一時金を受給できた事例


(相談内容)

20歳前から、幻聴が聞こえ始め、色で見えていた。幻聴と共に幻視が強くなり頭がくらくらする。20歳前に病院を受診する。その後人混みの場所へは行くことができず、希死念慮もあり、症状が悪化したので大学病院を受診する。一時入院となる。入院中は看護師のスリッパ音が気になり、2週間程度ですぐに退院となる。外来通院となるが、薬が合わないときは1週間に2回、3回通院することもありました。母親が代わりに行く事も多くありました。大学病院は待ち時間も長く、じっと座っていられない状態で、うろうろする事が多かった。その為、近医クリニックへ転院する。申請時の日常生活は母親が食事を用意するが、食べない事が多く部屋に閉じこもったままで、外出は通院時のみでしたが、母親が本人を病院へ連れて行くことが大変でした。又、薬を飲ませるのも非常に大変でした。他人とのコミュニケ-ションは一切なく、社会性もほとんどありませんでした。

疾病名    統合失調症

年金請求方法 遡及請求(5年)

年金の種類  障害基礎年金

受給等級   障害基礎年金2級

年齢     20代

性別     男性

職業     就労支援施設B型へ通所

就労の状況  統合失調症のために一般就労することができない状態


(当事務所の支援内容)

ご本人の状態は非常に悪く、ご本人とは話ができないような状態であったために、家族様より経過を詳しくヒアリングさせていただきました。

初診日の病院は、面談させていただいた時からさかのぼって、7年以上前で、20歳前の初診日が特定でき、家族様から話を聞かせて頂くと、発病時から今現在まで通院している通院歴もしっかり判りました。障害認定日(20才)当時から現在までの病状や生活状況はあまり変化もなかったために、ご相談の結果、遡及請求が可能と判断し手続きを開始しました。

障害認定日頃に通院していた病院にその当時(20才頃)の診断書を記載して頂くこともでき、現在の診断書にも状態をしっかり詳しく書いてもらうことができました。また、就労状況申立書には現在までの病状の経過や、ご家族様の多くの支援がなければ、基本的な日常生活が送れないことを、就労状況等申立書に詳しく記載することと致しました。


(結果)

障害基礎年金2級を受給することがで、年金額約78万円の受給決定と過去5年分の遡及一時金390万円を受給することができました。