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Kishiwada / Senshu Disability
Pension Advice Office

岸和田・泉州障害年金相談事務所

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受給事例CASE ABOUT

単純型統合失調症により障害基礎年金1級を受給した事例

(相談内容)

長期に渡り、精神疾患を煩っておられる家族に対して苦悩と不安に悩まされた日々を過ごしておられました。ご自身も不眠や判断能力の低下、うつ症状を発症することになりました。その後、無意識のうちに家を突然飛出す行為があり、警察に保護され医療保護入院となる。入院中も自分の欲求が制御できないような状態になりました。このような症状のために、ご家族様が障害年金を申請しようと思い年金事務所へ相談に行かれましたが、見守りや支援に時間を取られ自分で申請することが難しいと判断されて、当事務所に相談に来られました。

疾病名    統合失調症

年金請求方法 遡及請求

年金の種類  障害基礎年金

受給等級   障害基礎年金1級

年齢     50代

性別     女性

職業     無職

就労の状況  統合失調症のために仕事することができない状態


(当事務所の支援内容)

当事務所において詳しくヒアリングさせていただきました。初診日と障害認定日と現在通院中の病院が違うために、受診状況等証明書は必要と判断しました。しっかり初診日の病院と日付がわかっていたので、まずは受診状況等証明書を取得しました。障害認定日でも通院されており尚且つ、発症時から現在までの病状の経過や日常生活の状況などから、仕事ができないような状態でもあったために、遡及請求が可能と判断しました。(障害認定日とは初診日から1年6か月経過した日の事です。)受診状況等証明書も記載していただき、障害認定日の診断書を取り寄せ、現症日の診断書は現在通院中の病院で作成していただく事ができました。障害認定日頃の診断名はうつ病で、現症日の診断名は単純型統合失調症であり、いずれの診断書も診断書の内容は医師の判断では、障害年金の精神障害のガイイドラインで示されている認定基準の目安においては1級程度でありました。就労状況申立書にも、発症から現在までの病状の移り変わりや、病名が変わった時の症状等の病状の経過や発病から現在までの日常生活の状況を要点として押さえながら、詳しく記載する。


(結果)

約3か月の審査機関を経て、審査の結果通知が到着しました、審査の結果は障害基礎年金1級の受給と遡及一時金の受給が確定いたしました。年金の遡及一時金は約389万円と、1級の年金額約98万円を受給することができ、御家族様からが大変喜んでいただきました。うつ症状や統合失調症の疾病をお持ちの方々は日常生活を送るうえで、家族や周りの人の支援が必要なことが個人個人違うように思います。その支援が必要な内容を申立書や診断書にしっかり記載することが必要と思います。