初診日の特定が難航したが、慢性腎不全により障害厚生年金2級を受給できた事例

2022年7月19日(火曜日)

（相談内容）

いつも倦怠感が出るようになり、少し動くと疲れやすくなったので、一度検査をしてもらおうと思い、病院を受診するに至る。

血液検査等を実施する。その結果、高脂血症・高血圧と、腎臓機能の異常値を指摘され外来通院、投薬加療となる。仕事をしていても、家にいても倦怠感は常に有り、血圧が高いので、血圧が上がらないように、気を配り、何をするにも億劫になりました。その後定期的な血液検査ではクレアチニンの数値が2.8以上の数値がある時もありました。

疲労感で家事をしようとしても、休みながらでないとできなくなってきました。以前はそうではなかったが、次第に風邪をひいただけで高熱が出て、足がむくみ、歩けなくなるようにもなりました。家の近所にてパ－トの仕事に就く。長年勤めていた仕事を変わった影響と、日常的な倦怠感でストレスが蓄積されて行き、腎臓の値は少しずつ悪くなっていきました。全身がものすごくだるく、辛く、家ではほとんどの時間、横になっているようになりました。血液検査の結果、クレアチニンが7.65になる。透析治療の検討も始める。

日常生活の状況は変わらず、医師より透析を勧められる。その後人工透析を開始する。1週間に3回程度。

ご家族様が障害年金制度というものがあることを初めて知り、当事務所にご相談のご連絡をいただきました。

疾病名　　　　慢性腎不全

年金請求方法　事後請求

年金の種類　　障害厚生年金

受給等級　　　障害厚生年金2級

年齢　　　　　40代

職業　　　　　正社員

（当事務所の支援内容）

面談させていただき、詳しくヒアリングさせていただきましたが、

ご家族様とご相談の結果、事後重症請求を開始いたしました。

腎臓の数値の異常を指摘された日が初診日となりますが、以前からのかかりつけのクリニックにずっと通院していましたので、初診日の特定に期間を要しましたが、なんとか確定でき、保険料納付要件も確認できましたので、早速、診断書を取り寄せて、手続きを行いました。

障害年金の書類一式を整えることができ提出に至りました。

（結果）

障害厚生年金2級を受給することがで、年金額約120万円の受給決定することができました。