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Pension Advice Office

岸和田・泉州障害年金相談事務所

運営:上田社会保険労務士事務所

   
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受給事例CASE ABOUT

初診証明取得が困難であったが、慢性腎不全により障害厚生年金2級を受給できた事例

(相談内容)

約15年以上前に、会社の健康診断で高血圧・尿タンパク・肥満、血糖値の異常等を指摘され、近医を受診するに至る。日常生活の状況は、朝起きても疲れが取れないことが多くなりつつあり、階段を上ったりすると動悸がすることが多くなった。その後、近医の病院が廃院となるため、2件目の病院を紹介される。2件目の病院にても担当科がなくなるなどの事情で、3件目の病院を紹介され転院となるが、3件目の病院でも病院の事情等で、治療を継続できないと言われ通院ができなくなる。一度は通院を止める。

知人の勧めで、4件目の病院を勧められて通院を始める。状態は徐々に悪化し、血液検査の結果、Cre12.9・Bun  118の数値異常を指摘され、5件目の病院へ救急に搬送され入院し、緊急透析を行う。5件目の病院を退院後は、6件目、近医でのクリニックへ転院し現在に至る。日常生活の状況は、入浴は透析をした日は左腕を濡らせないために、妻に一部介助をしてもらっています。日常の水分制限や体重の管理が難しく、食事内容を自分で考えますが、妻の助けが必要です。左腕で重い荷物持ったり、左腕を下にして寝ることができません。透析を行った後は、特に立ちくらみが多く、家でずっと横になっていることが多いです。週に3日はこのような状態であるため、今後、再就職に関しても、軽作業のみの仕事に限られると思われます。

ご家族様が障害年金制度というものがあることを初めて知り、当事務所にご相談のご連絡をいただきました。

疾病名    慢性腎不全

年金請求方法 事後請求

年金の種類  障害厚生年金

受給等級   障害厚生年金2級

年齢     40代

性別     男性

職業     無職

就労の状況  一般就労することができない状態


(当事務所の支援内容)

面談させていただき、詳しくヒアリングさせていただきましたが、

初診日が15年以上も前であり、申請時の病院は6回件目であり、初診証明の取得や病歴通院歴が立証できるかどうかが最大のポイントでありました。

1件目から4件目の病院では、カルテがないとのことで、初診証明を書いてもらうことができませんでした。幸いにも、5件目の病院から1件目の病院までさかのぼり、それぞれの病院で、紹介状は存在しており、なんとか初診日を特定することができました。

手続き期間はかなりの期間を用意ましたが、なんとか障害年金の書類一式を整えることができ提出に至りました。



(結果)

障害厚生年金2級を受給することがで、年金額約170万円の受給決定することができました。