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Kishiwada / Senshu Disability
Pension Advice Office

岸和田・泉州障害年金相談事務所

運営:上田社会保険労務士事務所

   
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受給事例CASE ABOUT

出産後育児に疲れて、うつ病を発病し、障害基礎年金2級の受給決定ができた事例

(相談内容)

第一子出産後、仕事から帰宅後、家の片付けや掃除、買い物をする毎日が続く。気分の浮き沈みが激しく、対応するのも疲れていました。その後第二子を出産する。第一子の長男は発達障害があるので療育教室に通わせ、二人の子育てなど精神的にも体力的にも疲弊し、次第に頭がぼ-っとなり何も考えれない状態や不眠状態が続く。このしんどさから逃れたいと思うようになり始め、死にたいと思うようになり死に場所を探したりするようになる。

このような状態が続き、心療内科を受診するに至る。体調は調子に波があり、悪い時は起き上がることもできず、1日中寝込んだままで、子供の幼稚園の送迎や買い物を家族にお願いしています。また、家事や食事作り、外出、買い物もできなくなるので、祖父母に子供達を預けないといけない状態になります。少し調子が良くなった時は、家に引きこもっていると気分がどんどんふさぎ込んでくるので、気分転換のために、週2日4時間程度のパ-トに行ってみましたが、また調子が悪くなり体が動かなくなり、仕事をすぐに辞めました。現在の状況は、食事に関してはほとんどが冷凍食品を使っており、栄養のバランスも考えられず体がしんどいので食事を作ろうとする気になれなれません。家の片付け、金銭管理や買い物も夫に行ってもらっています。他人とのコミュニケ-ションはあいさつ程度しかする気になれません。調子の悪いときはとにかく動くのが苦痛で、入院を希望する程です。

上記の期間と症状はあまり変わりません。人の話が頭に入ってこず、集中ができません。家事もほとんどできず、夫にすべて行ってもらっております。毎日、横になって何もしたくない状態です。


疾病名    うつ病

年金請求方法 事後重症

年金の種類  障害基礎年金

受給等級   障害基礎年金2級

年齢     30代

職業     無職

就労の状況  うつ症状のために一般就労することができない状態



(当事務所の支援内容)

出産後、育児に疲れ、ただただ毎日がしんどい状態を過ごされておりました。経済的にも仕事をしなければいけないような状態であったために、育児と仕事に疲弊しているような状態でうつ状態になって、通院もされておられました。

障害年金制度を御存知なく、何か国や行政の経済的支援がないかをインタ-ネットで調べているうちに、うつ病であっても障害年金を受給できることを知り、当事務所にご相談のお電話をいただきました。

 通院していた病院に、現在の日常生活の状況を診断書に状態をしっかり詳しく書いてもらうことができました。(障害認定日とは初診日から1年6か月経過した日)また、就労状況申立書には現在までの病状の経過や、ご家族様の多くの支援があって、基本的な日常生活が送れていることを、就労状況等申立書に詳しく記載することと致しました。


(結果)

障害基礎年金2級を受給することがで、年金額約123万円の受給を決定することができました。

産後、育児に疲れてうつ病を発症されていても、ただただ日々に追われる生活で障害年金を受給できることを御存知ない方々が多くおられます。

障害年金を受給できることで、少しでも経済的に支援を受け、無理に就労をせずに療養に専念できた事例です。