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Kishiwada / Senshu Disability
Pension Advice Office

岸和田・泉州障害年金相談事務所

運営:上田社会保険労務士事務所

   
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受給事例CASE ABOUT

産後精神不安にて統合失調症により障害基礎年金2級を受給決定し遡及一時金も受給決定できた事例

(相談内容)

元来の性格が他人とのコミュニケ-ションやかかわりが苦手な性格でした。平成27年頃より、同年代の子供さんがいるご近所との集まりが苦痛になっていました。その状況に加えて、育児においても、上手くいっていないと思い込み始めて、育児が上手くいかないことは自分の責任に感じ、育児も苦痛になっていた。この頃より、不眠症状が出現し、些細な物音にも敏感になり、幻聴が聞こえだし、隣人が自分の悪口を言っているように聞こえるようになった。

このような症状から、家族に勧められて通院を始めました。また、近所の人も気になっていたので引っ越しもしたが治らず、幻聴や妄想が悪化する。その後、症状は一進一退であったが、本人は自分には病識がなく幻聴は現実の声だと思うようになっており、日常生活では他人との接触はまったくなくなり、子育てや家事も全くできなくなり家族の支援がなければ日常生活は成り立たない様な状態になりました。このような状況であり、知人に障害年金を勧められて、当事務所にご相談のご連絡をいただきました。

疾病名    統合失調症

年金請求方法 遡及請求

年金の種類  障害基礎年金

受給等級   障害基礎年金2級

年齢     30代

性別     女性

職業     無職

就労の状況  統合失調症のために仕事することができない状態


(当事務所の支援内容)

ご本人は状態が悪化し、外出することが難しい状態であったために、ご訪問させていただき、ご家族様と面談し、詳しく発病時から現在までの経過をヒアリングさせていただきました。

初診の病院から現在までの病院の通院歴がしっかりと分かることや、統合失調症の症状が障害認定日(初診日から1年6か月経過した日の事を言います。)から請求当時まで、同じような症状で、日常生活を送るうえでも、家族さんに多くの支援が必要な状態でもあったために、遡及請求も可能と判断し手続きを開始しました。障害認定日頃の診断書と申請時頃の診断書2通を取りよせることもできました。更に障害認定日頃の日常生活の状況や、現在の日常生活の状況など、数回にわたり面談させていただき、就労状況等申立書に詳しく記載する。


(結果)

障害基礎年金2級を受給することがで、遡及一時金として約399万円と年金額約122万円の受給決定することができました。受給が決定したことでご本人は気持ちに少し余裕ができましたと喜んでいただき、ご家族様も大変喜んでいただきました。