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Kishiwada / Senshu Disability
Pension Advice Office

岸和田・泉州障害年金相談事務所

運営:上田社会保険労務士事務所

   
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受給事例CASE ABOUT

出産後、育児と仕事に疲れて、うつ病を発症し障害厚生年金2級の受給決定ができた事例

(相談内容)

二人の子供を出産後、育児と仕事に追われ、心に余裕もなく必死に毎日を送り、仕事が休みの日は家でぐったりしていた。子育てについても非常に悩んでいました。夫は出張が多く相談できるような状況ではなかったために、相談する相手がいなく家庭内で精神的に孤立し、不眠や焦燥感が出現し、子育てをすることが全くできなくなったために、クリニックを受診するに至る。

状態が悪化し入院する。退院後は仕事復帰への焦燥感や自責の念が増幅し、重度なうつ状態に陥る。日常生活の状態は、食事に関することは何も考えられず、暴飲暴食になったり食べ物を全く受付けなくなったりするので家族の介助を受けています。毎日家の中で横になっていることがほとんどで、一人で外出するのは通院だけです。通院も定期的に行いたいのですが、通院日当日には体と気持ちがしんどく、何回も通院予約日に行けないことが多々あります。退院後は訪問看護サ-ビスを利用しています。コミュニケ-ションは病院関係者と家族と訪問看護師のみで、社会的に孤立しているような状態で多くの家族や訪問看護の支援が必要です。

申請時は状態が少し改善され、自分で判断できる様になってきましたが、定期的に悪化を繰返していますので、また同じ様な状態になる可能性が高いと思います。現在も家族の多くの支援が必要です。

疾病名    うつ病

年金請求方法 事後重症請求

年金の種類  障害厚生金

受給等級   障害厚生2級

障害者手帳  精神手帳2級

年齢     40代

性別     女性

職業     無職

就労の状況  一般就労は困難な状況


(当事務所の支援内容)

病歴経過等を聞かせていただきました。

障害認定日(障害認定日とは、初診日から1年6か月経過した日、あるいは1年6か月以内に疾病が治った日、固定化した日)頃は通院をしていなかった時期でありました。ご本人様との相談の結果、遡及請求は断念し事後重症請求の手続きを進めるように致しました。

就労状況申立書には現在までの病状の経過や、体調が良い時と悪い時の差が大きく、体調が悪い時は、ご家族様や就労支援施設の支援員様の多くの支援が不可欠な状態であることを記載し、就労支援施設への通所もできなくなり、自宅でひきこもる状態であることを詳細に記載いたしました。


(結果)

障害厚生年金2級を受給することができ、年金額約180万円の受給ができました。