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Pension Advice Office

岸和田・泉州障害年金相談事務所

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受給事例CASE ABOUT

てんかんを発症され、障害基礎年金2級の受給決定できた事例

(相談内容)


急に全身痙攣を起こし、意識を失った状態で、暴れだし意識は無く何を言っているか判らない状態で、救急車を呼び意識混濁のまま救急搬送され、そのまま入院となる。就寝中に意識を失い、全身痙攣し、ベットから落ち、5分間ぐらい痙攣が続く発作が、1ヶ月に1回程度起きるようになる。発作発生時は寝入る直前や目が覚める直前が多くなってくるようになり、いつもベットやソファ-から落ちて、発作前後は意識が無い状態であった。

公共の場でのてんかんの発作を起こす時もありました。その時もその場に倒れて、意識が無くなり、全身痙攣を起こします。発作の前兆が起こると言葉を発せなくなってきて、字が読めなくなったり、パニックになる症状が出ます。発作の前兆は、ほぼ毎日感じます。日常生活の状態は、食事は2時間おきに食事をしたりする時があり、食欲が異常なときが多々有り、自分で気づいていないことが多く、家族から助言や注意を受けます。

その後、週に1回以上の頻度で発生していた。仕事中に度々、発作の前兆が現れそれを気に病んで不眠症になり、発作が良く起こるようになった。発作のことを思い詰め、抑うつ状態・食欲低下し体重も減少する。仕事中に倒れることもあった。この様なことから会社を退社する。その後、アルバイトの仕事に就くが、新しい職場環境になかなか慣れず、意識を失い痙攣を起こす発作が、1日2回発生することもあった。

以前と変わらず発作の前兆は毎日有り、発作回数と発作の種類は上記期間と変わりません。日常生活では、発作が起こると暴れてしまうので、できるだけ部屋には物を置かないように整理整頓しています。就労も職種は制限されており、アルバイト勤務はしていますが、工場内の単純作業に従事し、就業中も発作発生の為、意思疎通や安全確保については、周りの人の理解がないと続けられない状態です。日常生活全般においては、食事や通院時は家族の助言や付き添いが必要で、日常生活全般において全面的な母親の支援が必要な状態です。


疾病名    てんかん

年金請求方法 事後重症請求

年金の種類  障害基礎年金

受給等級   障害基礎年金2級

障害者手帳  なし

年齢     30代

職業     アルバイト勤務


(当事務所の支援内容)

ご訪問させて頂き、ヒアリングをさせて頂くと、申請時の状態は、てんかんの症状はかなり悪化しておられておりました。

ご家族様とご相談した結果、事後重症請求の手続きを開始いたしました。

ご自身の状態を上手く主治医に伝えられないとのことでしたので、当事務所にて初診日から現在までのてんかん発作の頻度やどのような発作であったかを時系列にまとめた書面とアルバイトに就いているが、多大な周りの理解と支援を受けている状態であることも書面に記載し、診断書に添付して、受診時に渡してもらうこととしました。また、受診時に日常生活の状態を詳しくしっかり伝えるために、ご家族様やご本人様にメモに書いて主治医に渡すようにお勧めいたしました。

就労状況申立書には現在までの病状の経過や、自発的になにもできない状態であること等、ご家族様の多くの支援や不可欠な状態であることを、数回にわたりご家族様と面談させていただき、就労状況等申立書に詳しく記載することと致しました。


(結果)

障害基礎年金2級を受給することがで、年金額約78万円の受給決定することができました。