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Pension Advice Office

岸和田・泉州障害年金相談事務所

運営:上田社会保険労務士事務所

   
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受給事例CASE ABOUT

和泉市在住の方で、初診日が20才前で網膜色素変性症を発症し障害基礎年金2級の受給と約3年5か月分の遡及一時金が受給できた事例

(相談内容)

和泉市在住の方よりご相談いただきました。

中学校の頃に視力低下を感じるようになる。特に暗闇や夜間での見えにくさを強く感じていましたが、それが普通だと感じていました。また、視野の狭窄も感じるようになっていました。

近医を受診し、網膜色素変性症の疑いがあると言われる。次第に眼の状態は悪化し、夜間にかかわらず日中においても学校への送迎が必要な状態になる。夜間の外出はほとんどできず、段差や溝や障害物があれば声をかけないと行けない状態で、歩行介助が必要な状態でした。

日中でも、階段の昇降時は色が同化して見えて、段差がわからず手すりを使ってなんとか昇降が出来る状態です。また、日中でも柱やポ-ルが見えずにぶつかってしまいます。薄暗い場所や夜間は、ほとんど見えず、誰かに手をひいてもらわないと、1人での歩行は出来ません。外出しても帰宅が夜になると、1人で帰れないために、家族に迎えに来てもらう必要があります。就職をするが、仕事中においてもパソコンのカ-ソルが見えづらいために、パソコン作業は最低限にしてもらっています。暗い部屋に入れないために、周りの同僚に替わってもらいます。夜になると見えなくなるために、少しでも明るいうちに帰宅できるように配慮を受けたり、帰宅時間が遅くなった時は、最寄りの駅まで送ってもらったり、会社や周りの同僚から多くの支援や配慮を受けています。日常生活や仕事を行う上で、家族や周りの人の多くの支援がなければ成り立たない様な状態です。

 

(当事務所の支援内容)

訪問面談にてご家族と面談させていただきました。初診日より約8年半が経過していました。障害認定日が20歳のお誕生日であったために、認定日請求をすることと致しました。

20才の誕生日頃に通院していた病院で20歳頃の状態の診断書を記載して頂き、現在通院中の病院でも診断書を記載して頂き、2通診断書を提出致しました。

ご家族様とは数回にわたりヒアリングさせて頂き、就労状況申立書には、病状の経過や自力では日常生活の基本ができない状態であること、就労をしていても、周りの人の配慮と支援が不可欠な状態である事等を詳細に記載し提出致しました。

 

(結果)

障害基礎年金2級を受給することがで、年金額約77.9万円の受給と約35か月分の遡及一時金約266万円の受給をすることができました。

疾病名    網膜色素変性症

年金請求方法 認定日請求(20才)

年金の種類  障害基礎年金

受給等級   障害基礎年金2

障害者手帳  申請中

職業     事務職

就労の状況  一般就労